GALAPAGOS旅行記 ─ GEⅡ(Galapagos ExplorerⅡ)

ガラパゴスクルーズ船の中で最も豪華で人気の高い大型船、ガラパゴス・エクスプローラーⅡだ!!!

  • 総トン数…4,077t
  • 全長…4,012m
  • 幅…15.3m
  • 喫水…88.1m
  • 巡航速度…14.5ノット
  • キャビン数…50キャビン(全室スイート)

船内施設…レストラン、プール、ブティック、医療室、ライブラリー、会議しう、バー、ジャグジー、ジム

曜日の関係で、乗船する船がレジェンド号になる予定だったが、サロンゴの雛形さんや ぽんさんのお勧めもあり、ガラパゴスエクスプローラーⅡ(以下GEⅡ)にすることにした。

 ガラパゴス海域は、寒流と暖流が交差する場所でもあるため、季節によっては波が激しく、船が揺れるのだという。せっかくのクルーズが船酔いでは楽しくない。

GEⅡは4000t、レジェンドは2700tだ。両方とも100人乗り。単純に考えてもGEⅡの方が、レジェンドより1.5倍広いという計算になる。

 それにどうせ行くなら最高級の船に乗ってやれ!という気持ちもあった。一生に一度の大旅行かも知れないし・・・(今はもう一度行く計画を立てているが・・・)

   評判に違わぬ、すばらしい船だった!! 

設備はもちろんのこと、クルーがみんな親切だ。
浜遊びから帰ってくると、甲板でホースを持ったクルーが待っており、体中の砂を落としてくれる。
船内にはいると冷たい飲み物と軽食が用意されており、ジャグジーのお湯も日に焼けた体に痛くないようにぬるめに設定されていた。「船にお母さんが待っているようだね」とは娘の言葉だ。
部屋に戻れば、ベッドの上にタオルアートが待っている・・・・。これも楽しみだった。

まさにマザーシップ・・・ディンギーでクルーズしていても、島に上陸しても、GEⅡの白い船体はどこからでも見え、心から安心するのだ。

ガイドは、日本のインタープリターのようなアホではない!
つまり「自分が自然から選ばれし存在だ」などと錯覚していないのだ。
そのために、何か注意されたとしても「むかつかない!」
日本のインタープリターの場合は、わずかな時間の駐車違反を咎められたような「てんめぇ!何様のつもりだぉっ!」と思ってしまう。

 この違いは難だろう?と考えたのだが、理由はカンタンだ。プロとアマの違いなのだ。
カナダのフォレスターも、サハリンのガイドもそうだったが、まず自然に対する畏敬の念があっての職業だ。ということがこちらに伝わるから、何か注意されても「ごめんなさい、こちらの畏敬の念が足りなかったんだね」と納得できるため素直に聞けるのだ。

この辺りは、現在書いている本にも書こうと思うが、日本の場合「インタープリター」という、極めて傲慢な呼び名を返上するところから始めなくてはならないだろう。

毎回楽しみ!タオルアート

船に帰ってきて部屋に戻ると、ベッドメイクがしてあるのは当然だが・・
なんとGEⅡでは、ベッドの上に、手の込んだタオルアートが待っているのだ!!
部屋の担当は、ANGEL(アンヘル)という、とても人がよさそうで しわくちゃの笑顔が印象的なおじさんだった。
彼が毎回、お客さんの喜ぶ顔を想像しながら、一生懸命作ったものだと思うと、感激だ。

あわせて読みたい